エコで経済的?実際に布オムツと紙オムツを比較してみた

布オムツは経済的だと言いますが本当にそうでしょうか。疑問に思う方も多いかと思います。それでは布オムツと紙オムツのランニングコストを比較してみましょう。

布オムツはカバーを4枚、輪形オムツを40枚準備したとします。おしりふきは紙オムツでも布オムツでも使うため、ここでは除外して考えます。試用期間は3ヶ月で、一日にオムツを8回交換したとします。

まず布オムツの準備代とランニングコストを計算します。ランニングコストは洗濯にかかる代金です。乾燥機は使わず、天日干ししたとします。

布オムツのカバーは、4枚で大体3000円程度、輪形オムツは40枚で6000円程度です。バケツの漬け置きの水は風呂湯の残りを使うとして0円です。予洗いに使う水道代を1回あたり2円程度とします。洗濯は一回洗濯機を回す電気代が2円程度、水道代が平均で22円程度です。洗剤は300円程度のものを使うとして、1回あたり15円程度です。

一日にかかるオムツの洗濯代は、予洗いにかかる水道代(8×2=16円)+洗濯の電気代(2円)+洗濯の水道代(22円)+洗濯の洗剤代(15円)=55円です。

これを三ヶ月間使うため、一日分55円×90日=4950円、洗濯代がかかります。

オムツの準備代と洗濯代を合わせると、カバー代(3000円)+オムツ代(6000円)+洗濯代(4950円)=13,950円です。

では紙オムツの場合はどうでしょうか。紙オムツはにおい取りの機能がついた専用のゴミ箱などは使わず、オムツを捨てるためのお金はかからないこととして、計算します。

紙オムツは安いもので1パック60枚程度で1000円程度で販売されているので、一枚あたりの紙オムツの値段は17円だとします。

一日に8枚使用するため、1日のオムツの代金は17円×8枚=136円です。これを90日間使用するため、一日136円×90日=12,240円となります。

3ヶ月間の使用では、安い紙オムツと比べると、実は布オムツの方が割高になってしまうことが判ります。ですが、この3ヶ月以降から、徐々に布オムツのランニングコストは紙オムツよりも安くなってきます。

4ヶ月目にオムツカバーのサイズ変更でカバーを追加購入し、更に2ヶ月使用したとします。布オムツの4ヶ月目と5ヶ月目の使用コストは一日の洗濯代(55円)×60日+オムツカバー代(3000円)=6300円となります。

紙オムツの場合の4ヶ月目のランニングコストは、一日分(136円)×60日=8160円です。

紙オムツの場合は、一ヶ月あたり変わらず4080円かかりますが、布オムツは洗濯代だけを見ると、一ヶ月あたり1650円しかかかりません。

実際には紙オムツは月齢が上がるごとに枚数が減って一枚あたりの単価はあがるので、もう少しランニングコストは高くなります。それに対して布オムツは、成長に合わせてカバーを購入する必要はありますが、洗濯代はそれほど高くないため、長く使えば使うほど、紙オムツよりも安くなっていきます。

逆に言うと、初期費用が布オムツは高いので、長く使う場合でなければ、紙オムツよりも高くついてしまいます。布オムツは使ってみないと長く続けられるか判らないものです。もしも長く続ける自信がない場合には、まずは少量のオムツを購入して試してみると良いでしょう。